こんにちは、放射線技師の「あき」です。
今回は「放射線技師はモテると言われるが、どうしてなのか」というテーマです。
大前提として、清潔感がなかったり性格が悪いと言われるような人は、放射線技師に限らず、どんな仕事に就いてもモテないと思います(笑)
あくまで、放射線技師という職種を全体的に捉えたときに、「モテる傾向がある」という話です。
この記事で、その理由について僕なりの考察をご紹介していきますね。
診療放射線技師(30代男性・1児の父)大阪大学卒。総合病院→他職種→企業内健診→健診クリニック。当サイトで現役技師や学生向けのコンテンツを発信。
男性の放射線技師がモテる理由
まずは男性の放射線技師についてです。
男性の放射線技師がモテやすい理由は、次の2つが挙げられます。
理由① 圧倒的に女性が多い職場だから
男性の放射線技師がモテる1番の理由は、ズバリ「女性が多い職場だから」これに尽きます。
病院やクリニックでは、職員の大半を女性の看護師さんが占めています。(男性の看護師さんも増えてきていますが)
施設全体の男女比でいえば、「男:女=2:8」もしくは「男:女=1:9」なんて場合もあります。
独身の職員さんにとっては、病院やクリニックなどの職場は貴重な「出会いの場」ですよね。
そんななか、女性のほうが圧倒的に人数が多いという構図では、数少ない男性職員である放射線技師は「売り手市場」なわけです。
つまり、男性の放射線技師にとっては、何も努力しなくてもモテやすい傾向にあるのです。(ラッキー!)
理由② 看護師さんから頼りにされるから
男性の放射線技師は、看護師さんから頼りにされることも多々あります。
その場面としては、次のようなパターンがあります↓
力仕事を頼まれるとき
例えば、「棚の上に置いてある重い荷物を降ろしてほしい」「自分で動けない患者さんの移動を手伝ってほしい」など物理的な力を求められて頼られる場面があります。
(これ、意外と多いですよ)
看護師さんの大半は女性なので、このような「男手(おとこで)」が欲しいときは、割と放射線技師が頼られがちなんです。
そして、そんな “か弱い” 看護師さんの前で、「おりゃ!」とたくましい姿を見せつけることができれば、「頼りになる」という印象を与えられます。
それが結果的に「モテる」ことにつながりやすいです。
(ちなみに、僕自身は非力なので、残念ながらたくましい姿を見せつけられた経験はほとんどありません)
モテる放射線技師になりたい!
と強く感じている男性の学生さんは、勉強だけでなく「筋トレ」にも力を入れておくことをオススメします(笑)
PC操作のサポート&不具合の解決
次に、男性の放射線技師が頼りにされる場面として、PC関連で困っている看護師さんを助けてあげるというシチュエーションがあります。
例えば、
など。
看護師さんには、結構な割合で「機械音痴」な方がいらっしゃいます。
また逆に、男性の放射線技師には機械好き・PC好きの方が割と多い。
そのため、「PCで分からないことがあったら、とりあえず放射線技師に聞く」という雰囲気さえあったり、なかったり。
僕が経験したエピソードなんですが、とある看護師さんから「PCが起動しないからみてほしい。昨日は普通に使えたのに・・・」と相談されたことがあります。
「急に故障したのか?」と思いながら現場を見てみると、PCのモニターの電源が切れていただけ、なんてオチもありました。
(普段PCを使わない人にとっては、初歩的なこともトラブルになるようです)
僕は非力なぶん、PCのトラブル解決で看護師さんに貢献できるよう頑張りました。
その結果、看護師のおばちゃんたちからは、ちょっといい評価がもらえていた気がします(笑)
(どうして若い看護師さんには響かないのか・・・笑)
話がそれましたが、モテる放射線技師になりたい男性の学生さんで、かつ自分の腕力に自信がない方は、PC関連の知識を身に着けておくのもアリだと思いますよ。
女性の放射線技師がモテる理由
次は、女性の放射線技師がどうしてモテるのか、僕なりの考察をご紹介します。
モテる理由として、以下の2つではないかと僕は考えています↓
理由① 放射線科は男性のほうが多いから
病院やクリニックなど、施設全体で見れば女性のほうが多いです。
しかし、放射線技師が実際に働く現場である「放射線科」は、ほとんどが男性の放射線技師で占められていて、女性は少数派になります。
その結果、必然的に女性の放射線技師のほうがモテやすくなります。(←需要と供給のバランス的に)
この構図は、放射線技師として働くまえの、学生時代においても同じことが言えます。
放射線技師を目指す学生についても、やはり男性のほうが多い傾向にあるため、学生時代から女性のほうがモテやすいんです。
(工学部とかになると、さらに女性がレアな存在になるので、モテまくりでしたよ)
理由② ミステリアスに感じるから
「なぜ女性の放射線技師がモテるのか」について、僕が個人的に感じているもうひとつの理由は、女性の放射線技師はどこかミステリアスに感じるからです。
その理由は、
の2点になります。(あくまで、僕の個人的な感想ですよ)
医療に携わりたいと感じる女性には、看護師を目指す方が多いですよね。
看護師じゃないとしても臨床検査技師や薬剤師などのコメディカルの職種もあります。
ですが、放射線技師はどちらかと言うと男性のほうが興味を持つ傾向にある「機械やPC」をメインに扱う職種。
そんな放射線技師を選んだ、という部分に、僕個人としてはかなり興味を抱いてしまいます。
どこか、ミステリアスな感じがしませんか?
そして、男性のほうが多い職場でも、毅然とした態度で仕事をこなす姿を見ていると「かっこいいな」という印象も受けます。
「男性はミステリアスな女性に惹かれる」という意見も耳にしたことがあるので、案外この理由についても、女性の放射線技師がモテることに大きな影響を与えていると思います。
職場でのセクハラには注意
女性の放射線技師さん(他の職種についてもそうですが)に注意してもらいたいことが「職場でのセクハラ」になります。
どうしてこのような話をするのかと言うと、僕が以前に勤めていた病院で、実際にセクハラの被害に遭っていた女性の放射線技師さんがいたからです。
実際にあった事例を簡単にご紹介しておきますね↓
ある女性の放射線技師さん(Aさんとします)が当直業務の担当をしていた日のこと。
夜中に緊急検査の連絡を受けて、Aさんが当直室からCTの操作室に向かったところ、自分以外に誰もいないはずの操作室の隅に男性医師が隠れていて、急に姿を現わして脅かしてきたそうです。
その医師は自分で緊急検査のオーダーを入れたあと、Aさんに検査の連絡が入るまでのタイムラグの間に操作室に入り込んでいたようです。
多くの職場で、当直室と操作室の間はドア1枚で隔たっているだけの構造になっているはず。
こんなことをされては気持ち悪いし、当直室で過ごすのも不安になりますよね・・・
女性の放射線技師さんはモテる一方で、逆に「人としてのモラル」に欠けたダメな男性スタッフからのセクハラに遭う確率も上がります。
職種に関係なく、セクハラの被害に遭う可能性はあるかもしれませんが、一応、僕が知っている事例をご紹介させてもらいました。
(ほんと、気を付けてくださいね)
放射線技師は医療職以外からモテないことも
ここまで、放射線技師は男性も女性もモテる、というお話をしてきました。
ただ、それはあくまで病院やクリニックなど医療の職場についてです。
医療職以外の方に対して「自分は放射線技師だ」と伝えても、モテるとは限りません(笑)
僕がそう思う理由は
の2点です。
そもそも、「放射線技師」という職業そのものが、世間ではあまり認知されていません。
どちらかと言うと「レントゲン技師」として認識している人も多そうです。
実際、僕が友達に「俺、放射線技師やねん」と伝えたところ「何それ?」って返されることがほとんどでした。
(レントゲンなどを撮る仕事だと伝えると、「レントゲンって医者が撮ってると思ってた」という発言も結構ありました)
このように、世間的にはマイナーな仕事であるため、放射線技師を名乗ってもモテることはあまり期待できません。
ほとんどの場合、職業を名乗ったあとに「どういう仕事なのか」を解説してあげる必要が出ていきます(笑)
また、「放射線=被ばく」というイメージだけは、世間にも強烈に定着しているので、「放射線技師?被ばくとか大丈夫なの?」という質問はあるあるです。
真剣に結婚相手を探している人が、「放射線技師ってことは、被ばくの影響で将来的に子どもができないんじゃないか?」という思い込みで、放射線技師を恋愛対象から外してしまうことも・・
(誤解なのですが、医療に関係のない人は、そう感じても仕方ないのかもしれませんね)
とは言っても、放射線技師は
ということで、世間的に信用を得やすい職業です。
放射線技師に対して、偏見を持っているような人以外には、なんやかんやモテると思います。
(ちなみに、僕の妻は医療職ではありませんが、偏見は特になかったそうです)
まとめ:放射線技師は男女ともにモテる
結論をまとめると、放射線技師は男女ともにモテます。
という傾向にあるのではないでしょうか。
もちろん、例外はたくさんありますが、あくまで一意見として捉えていただけたらと思います。
僕が過去に勤めていた職場では、
など、さまざまなパターンの方がいらっしゃいました。
結局のところは、人としての相性次第ですよね。
放射線技師は男女ともにモテますし、放射線技師を目指すかどうか悩んでいる学生さんは、恋愛事情について特に心配する必要はないですよ!
あなたが放射線技師として働きながら、素敵なパートナーに出会えることを願っています!
もし、「いまの職場では出会いがない・・・」と悩んでいる方は、技師の人数が多い病院への転職も考えてみてはいかがでしょうか。
あなたに合った職場を見つければ、より充実した毎日を送れるようになりますよ!
僕の転職経験からまとめた『放射線技師の転職 必勝マニュアル』もありますので、ぜひご覧くださいね。