自己分析と応募先のリサーチができたら、最終ステップとして誰もが不安をかかえる面接の対策を進めていきます。
ステップ①・②の「自己分析」「応募先のリサーチ」について、まだ記事を読んでいない人は、先にこちらをお読みくださいね。
これだけは押さえたい!面接で聞かれる定番質問とその対策
定番質問は最優先で対策しておくべき
まず最初にするべき面接対策は、必ず聞かれるであろう定番の質問に備えることです。
どんな質問をされるか分からなくて不安・・・
という方も多いと思いますが、どの面接でもたいがい聞かれる定番の質問というものがあります。
まずはその定番について、キッチリと回答を用意して、スムーズに答えられるようにするのがオススメです。
面接でほぼ聞かれる質問としては、このようなものがあります。
- 自己紹介を簡潔に(1分程度で)
- 志望動機は?
- どうして放射線技師を目指したのか?
- あなたの長所・短所は?
- なぜこの施設を選んだのか?
- これまでに頑張ったこと・成功したこと
- これまでに失敗したこと
- なにか質問はあるか?(逆質問)
これらの質問は、かなりの確率で聞かれることになるので、最優先で対策しておきましょう。
実際、僕がこれまでに経験した面接でも、これらの質問はほぼ聞かれた記憶があります。
学生時代の部活やバイトの経験について質問されたこともあります。
「志望動機」については、ステップ②の記事でお伝えしたように、応募先の医療機関がどのような人材を求めているのかを踏まえて、自分の "魅せ方" を工夫しましょう。
ネガティブな質問には答え方に注意が必要
次に気を付けたいのが「あなたの短所」と「これまでに失敗したこと」などの、ネガティブな部分に突っ込まれる質問です。
もちろん、自分のことを正直に話すのは良いことですが、面接官に対して
- 「その短所は、ウチで働くにはかなり支障があるな」
- 「そんな失敗をするような人は、雇うリスクが大きいな」
と思われるような回答は避けるべきです。
たとえば短所について、仮に自分でも短気だという自覚があったとしても
「怒りっぽいとよく言われます」
などと伝えるのは印象が悪いですよね。同じような内容を伝えるにしても、
忙しいときは気持ちに余裕がなくなってしまうことがあります
という表現に変えるだけでも、面接官に与える印象がかなりマシになります。そして、さらに
ただ、気持ちの余裕がなくなっていると気づいたら、深呼吸をしてできるだけ平常心を保てるように工夫しています
などのフォローを入れると好印象です。
また、わざわざ自分のマイナス部分を語るのが嫌だからといって「短所はないです」と答えるのはNGです。
自分のことを客観的に見ることができないと思われてしまい、逆効果となるでしょう。
失敗談についても、致命的なミスをしてしまったようなエピソードは避けましょう。
ほどよい失敗の経験と、その失敗からどのような教訓を得て成長できたのかを伝えられるとGOOD。
ネガティブな内容に触れる質問でも、表現の仕方とフォローの内容を工夫すれば、あなたの魅力をアピールする機会にできますよ!
そして、どれだけ質問に備えても予想外の質問は必ずあります。100%すべての質問の対策をするのは難しいので、ある程度はアドリブで答える必要があります。
そのアドリブをうまく答えられるようにするには、ステップ②の「医療機関のリサーチ」が重要になってきます。
一人でもできるエア面接のやり方!本番さながらの練習をしよう!
一人でできるエア面接とは
定番の質問への対策ができたら、次はエア面接で本番のイメージトレーニングをしましょう。
エア面接ってなに?
と思われたかもしれませんが、要するに「一人で面接ごっこ」をするということです。
まず、準備として以下の2つをしておきましょう。
- 本番で使う予定のスーツとカバンを着用する
- 自分が座る椅子と、面接官が座る椅子を2~3メートルほど話して置く
椅子の距離を2~3メートルにしているのは、面接官との距離が2~3メートルである確率が高いからです。
その距離に相手が座っていることを想像できるようにします。
そしてエア面接のやり方としては、できるだけ本番と同じ流れで「入室~退室」までを一人でやります。
具体的には、ここまで徹底してやります。
- コンコンと、実際に部屋のドアをノックする
- 「どうぞお入りください」という面接官のセリフを脳内で流す
- 「失礼します」と実際に声を出して入室
- 「お座りください」という面接官のセリフを脳内で流す
みたいな感じです。
- 「どうして放射線技師を目指したのですか?」という面接官のセリフを脳内で流す
- 「私が放射線技師を目指した理由は~~~」と実際に声を出して答える
のように、それぞれの質問についても順番に擬似体験していきます。
エア面接の効果を侮ってはいけない
正直なところ、このエア面接をしている状況はかなりシュールです。
ですが、効果は絶大!
頭の中だけで答えるイメトレをするのではなく、実際に体も動かして、本番を疑似体験することで、面接本番での緊張をかなり和らげることができます。
ここまで準備するのは面倒くさい
シュールすぎてやる気がでない
という気持ちは分かります。
ですが、"やったもん勝ち" です。
他のライバルたちは、ここまで対策しないでしょう。
だからこそ、エア面接を乗り越えたあなたは、本番でかなり突出した好印象を与えられるようになるのです!
転職支援サービスで最後の仕上げ!プロのサポートで準備万全
転職支援サービスのサポート内容
エア面接の練習でも効果は絶大ですが、やはり自分ひとりで対策をするには限界があります。
- 用意している回答にツッコミどころがある
- 履歴書や職務経歴書に修正するべき箇所がある
などの問題については、第三者による客観的なサポートが必須です。
自分では
よし、これで完璧だ!
と思っていることでも、意外とダメなところがあるものですからね。
そこで活用したいのが転職支援サービスです。
転職支援サービスは無料で利用することができ、登録をすると担当の方が自分にピッタリの求人情報を探してくれるサービスです。
また、履歴書などの添削やオンラインでの面接練習をしてくれるところもあります。
これまでに僕も2回の転職でサポートしてもらいました。
履歴書については、不備があるといけないので、プロによる添削を受けられるのは大変ありがたいですよね。
そして、面接のサポートまでしてくれるのでとても心強いです。
このような対策は、絶対に自分だけではできないことなので、ぜひ活用してサポートしてもらいましょう。
おすすめの転職エージェントは?
放射線技師としての転職支援サービスはたくさんあります。
どのサービスを使えばいいんだろうか・・・
と悩んでしまう人もいるかと思いますので、実際に、僕がこれまでにお世話になった転職エージェントをご紹介しておきます。
この2つの転職エージェントでサポートしていただきました!
- 放射線技師人材バンクさん
- マイナビコメディカルさん
1度目の技師の転職は『放射線技師人材バンク』さん、2度目の転職は『マイナビコメディカル』さん経由で内定をいただきました。
どちらも、LINEのトークで担当の方とスムーズにやり取りができ、気軽に利用できたのがよかったです。
こちらの細かい希望条件を、呆れる様子もなく受けとめてくださり、たくさんの求人を紹介していただきました。
そのおかげで、満足して働ける職場にたどり着くことができました!
オープンにされていない非公開求人を紹介してくれることもありますよ!
そして特にありがたいポイントが、給与や勤務の条件など、自分では応募先に問い合わせにくい内容についても確認&交渉してくれる点です。
待遇面については、自分から確認するのはハードルが高いですからね。
実際に、応募先に給与の交渉をしてくださり、年収をアップしていただいた経験もあります。
(親身になって対応してくださり、とても感謝しています)
この2つの転職エージェントについては、実際に僕が転職を成功させたときに利用させてもらい、かなり信頼できます。
ぜひ登録してみてくださいね!
どちらも無料で利用できるので、登録しないのはもったいないですよ!
自分で最大限の対策をした上で、エージェントの手厚いサポートを受ければ、もう面接で不安になる必要はありません。
自信をもって応募先の面接に望んでくださいね。
自分にとっての理想の職場に出会えるよう、がんばりましょう!
※学生・無資格者の方はサポート対象外のため、当サービスへの登録はおすすめ致しません。